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【悪用厳禁】保険金が払われる確率をアップする方法

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【悪用厳禁】保険金が払われる確率をアップする方法


こんにちは、ゆとりです。

保険は身近だけどわかりづらいもの

30代、家庭を持っている方や、家や車を所有している方にとって、「保険」というのは身近なものになってきているのではないでしょうか?

中にはあまり良くない印象を抱いている人も多いと思います。

結構なお金かかるし、滅多に役に立たないですしね。

一方、30代ともなると、事故や病気にあって、保険に助けられたことのある人もいるかもしれません。

そんな保険ですが、知っていればこんなことにならなかったのに…

なんてことがざらにあるので、絶対知っておいて欲しいことを書いていきます〜。

保険は家の次に高い買い物です

プロフィール


ゆとり
元生命保険専門のプランナー。その後損保/生保を総合で扱う代理店に転職。
現在は…ひみつ。現役の保険屋さんが喋ると怒られるかもしれない話を一般人の立場で解説します。

本記事に記載されている情報の中には、当然ですが「保険会社の企業秘密」などはありません。色々伝えたいことはありますがコンプライアンス上喋っちゃいけないのです。あくまでも「一般人でも知り得る範囲で、役に立つ情報」という体裁でお話ししています。

さらに注意!本記事における保険の説明はあくまでも一般的な知識であり特定の保険会社や保険商品を説明するものではありません。また本記事で例として出している保険は架空のものであり、実際の商品や補償内容とは異なります。同様に、お客様と保険会社の会話例も架空のもので実際とは異なります。保険に関する詳しい話を聞きたい場合はその商品を取り扱っている保険会社または募集人にお尋ねください。

色々大人の事情があるんです

はい、それでは、物分かりの良い方だけこの先へ進んでください!

 

はじめに

保険の話になると

悩んでいる男性
「保険会社が保険金を払ってくれなかった」
悩んでいる男性
「保険会社は保険金をなるべく払わないようにしている」

ということを聞いたことはないでしょうか?

昔は実際にそういうことがあったのかもしれませんが、私が保険業界で働き出してから7年ほど経っていますが、保険会社が不当に保険金を支払わないという事はありませんでした

むしろ、現在は「どうにかして保険金を払えるように努力する」という姿勢の保険会社が多いと思われます。

なぜかと言うと、金融庁の監督で業界全体がめちゃめちゃ厳しくなってきたからなんですね。

保険会社って、銀行とかと同じ"金融機関"にあたりますので、本当に厳しいんです。

ちょっと変なことするとすぐペナルティ喰らいます。

というわけで、業界全体としてはマトモですよ、ということだけ先にお伝えしておきます。

でも…払われない時もある

基本的には保険会社は悪いことはしてませんよ、という前提で聞いていただきたいのですが、

事故や病気、万が一の際に保険金が払われない時も、残念ながらあります。

どんな時でしょうか?

1.契約時に間違いがあった時

ほとんどがこれです。保険に加入する時は必ず「告知」というものをします。(保険の種類によってはないものもあります)

生命保険であれば健康かどうか?

家や車の保険であれば、その保険の対象についての詳細な情報などです。

持病を持っている人が「健康です」と告知をして保険に入った場合、「告知義務違反」となり、万が一何かがあった場合でも保険金が支払われないことになります。

また、悪質な場合は詐欺で捕まります。怖いですね。

残念ながら、保険金が払われなかった場合のほとんどのケースがこれです。

保険営業や保険会社の立場からすると、いざ、お客様のお役に立てるというタイミング(不幸ではありますが)で、「実は間違いがあったので払えません」となった場合、

「マジかよ…勘弁してくれよ…」とかなり頭を抱えます。

仮にお客さんが嘘をついていたとしてもルール上保険会社側のペナルティになる可能性があるんですよ。

なので、(悪いことはしませんが)なんとかお客さんに保険金を払えるように頑張るわけです。

2.そもそも補償内容が間違いだった

これが次に多いです。これに関してはどちはかというと、営業マンの説明不足が悪い、というケースが多いですかね。

あとは、お客さんが通販やダイレクト型で内容をよく理解しない状態で保険に入っていたケースなど。

例えば、

車を運転していて壁にぶつかって自分の車が壊れた場合、車の修理費用の保険金は出ますか?

車両保険に入っていれば出ます。

対人事故や対物事故の保険に入っていても、車両保険をつけていなければ、当然修理費用は出ませんよね。

これは分かりやすいと思いますが、それでは次です。

がん保険に入っています。がんになりました。保険金は出ますか?

出る場合もありますが、(一部しか)出ない場合もあります。また、タイミングによっては全く出ない場合もあります。

きちんと内容を理解して、注意事項を書いていれば当たり前にわかっているはずですが、これで揉めることもあるようです。

がん保険は、一般的に契約してから3ヶ月(2ヶ月の場合も)の免責期間(保険金が支払われない待機期間)があります。

また、保険商品によって、「がん」のなかでも、「上皮内がん」は別枠で、保険金が削減されるという条件のものもあります。

実際に保険の商品がそうなっていて、支払われる条件が明記されているにもかかわらず

お客様

保険会社が保険金を出し渋っている!!

と仰られるケースはかなり多いです。

保険会社としては、払えるものは払いたいんですよ。(払ったとしても損しないような計算に当然なっているので…)

3.交渉が下手くそだった

最後です。(このほかにもありますが)

交渉といっても、出ないものをごねて出してもらうと言うわけではもちろんありません。

本来支払われるはずの保険金を、説明不足(または資料などの不足)により、受け取ることができないケースがあります。

例えば、火災保険を例にお話すると…

最近、雨漏りがするようになりました。修理するのですが、保険金は出ますか?

雨漏りは免責なので出ません。

通常、保険会社に問い合わせをしてこう質問をしたら、対象外ですよ。と回答があると思います。

残念ですね。

 

お客様

やっぱり保険金は出ないんですね。この前の台風で隣の家の瓦が飛んできて、穴が空いて雨漏りするようになって困ってるんですけど….

ちょっと待ってください!そうなってくると話が違います。

台風で物が飛んできて屋根に穴が空きました。雨漏りをするようになったのですが、保険金は出ますか?

対象となる可能性があります。

というように、

伝え方が違うだけでも、結果が違うことがあるんですね。

実際に、お客様が自分で問い合わせをした際に払われないと言われたケースで、よく話を聞いてみるとそれ、対象なんじゃないか…?ということがありました。

このあたりは本当に知らないと損をします。

当たり前ですが、事実でないのに「台風で壊れた」といって、経年劣化の雨漏りを直そうとしても対象外です。万が一保険金を受け取った場合、保険金詐取は罪になります。絶対に、事実と違う請求はしないでください。

また、「古くなった屋根を保険で直しますよ。台風で壊れたということにして、保険金を貰いましょう。代わりに申請してあげます。」といって、事実と異なる報告をして保険金を請求する代行業者などもいるようです。本当に気をつけてください。

ありのまま、正確に報告をして、適切に保険金を受け取れるようにすることが大事なのですが、

事故の経験・保険使用の経験が無い一般の方にそれを求めるのは非常に酷だと思います。

ということがあって、

悩んでいる男性
保険ってよくわからないし、いざという時払ってもらえないんでしょ?

…と言われてしまうんですね。

では、どうしたら保険金を受け取る確率をアップさせられるのでしょうか?

高確率で保険金を受け取るには

ずばり!!!

信頼のできる、親しい知人や友人から保険に入ることです!

もしいなければ、大きな企業に勤めている方は関連会社の代理店や、お付き合いのある代理店をお勧めします。

あなたの友達であれば、何かあったときは間違いなく親身になって、できる限り保険金を受け取れるように手伝ってくれるでしょう。

もし通販やダイレクト方の保険で、自分だけで保険会社とやりとりをしなくてはいけない場合、正直、カスタマーセンターの方とうまくお話ができないと保険金を受け取れない可能性もあります。

保険会社のカスタマーセンターは基本ちゃんとしてるのですが、人によっては塩対応なこともあります。人間ですから…

また、会社などで付き合いのある代理店の場合も、真剣に対応してくれると思います。

あとこれは私個人の感想なのですが、大企業の関連の代理店を通して保険に入った場合、保険会社の対応が丁寧な気がします…笑。

○○のお客様だからなんとかしてあげよう!という気持ちがあったり….しないですかねえ?

少なくとも個人として保険会社に問い合わせした時よりも…これ以上はやめておきます!

保険会社や代理店に勤めている友人を持っておくと、いざというときに助かることがあるかもしれませんよ。

もちろん、入るときに保険の説明はしっかり聞いておくことが大切です!

もしあまりよくないところに相談にいくと、

「この保険はお得ですよ」 「この保険はあまり得じゃないです」

というような、高い安いみたいなお話が多い気がします。

こんな時に受け取れる保険ですよ!

こんな時は受け取れないので注意してください!

と、しっかり説明をしてくれて、いざと言うときもすばやく、親身に対応してくれる担当者を見つけましょう。

もし保険料が多少高くても、それが一番大事なことだと思います。

最後に、お願い

二つお願いがあります!

ブログを書いている以上、

「というわけで、保険の相談ができる○○をお勧めしてます!」

と広告を貼って誘導するべきかもしれませんが、それは本意じゃありません笑

その代わりに、お願いが二つあります。

1、お友達に保険屋さんがいたら応援してあげてください

友達にすら「どうせ金のために契約が欲しいんだろ?」と言われて、邪険にされる保険屋さんが多いと思います。私もそうでした…笑

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でも中には、大事な友達が本当に困っている時に助けたいから、真剣に保険をお勧めしている。という方も多くいらっしゃいます。

保険を考える時、ぜひ、身近な友達からお話を聞いてみてください。いざというとききっと頼りになるはずです。

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  • この記事を書いた人

yutori

ガチひきこもり歴11年→接客業→保険営業→FP。 本業は二児の父。ひきこもっていても別に人生なんとかなった。

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